アニメ「異世界おじさん」の予告編動画は、こちら【第2弾PV】
2話序盤において、とある事がキッカケでおじさんが慟哭するのだが、何かとランク付けされることが常識となった現代を生きていれば似た様な体験をしたことが多かれ少なかれあるのではないだろうか。
好きな作品だとか、キャラクターだとか、お店だとか、何かと順位をつけたがるのが今の世の常である。
かく言う私もつい最近好きなチョコ菓子ランキングにエブリバーガーがランクインしていないかったことに憤りを覚えた。
真の強者が口にする至高にして究極の品であるエブリバーガーが「きのこ」だとか「たけのこ」だとかに後塵を拝することはあり得ないのである…話が逸れてしまった。
自分のやりたい通りに生き、それを貫く力が強さとおじさんは語ったが、ランキングなどに動じず、自分の好きなモノを信じることも強さなのかもしれない。
前回の話は、以下の記事から

あらすじ
YouTubeに動画を上げる生活も板についてきたおじさんとたかふみ。
そんな中、おじさんはオークションにて1冊の本を落札した。
そこにはサタマガ読者レースの全てが記載されており、それを見るまでは死ねないと奮起することでおじさんは異世界を生き抜いていた程である。
しかし、記載されていた事実に酷く哀しむおじさんは雨の中、一人慟哭する。
そして、異世界にて出会った1人の少女との出会いを語り出す…。
登場人物
おじさん
異世界グランバハマルから現実へと戻り、甥のたかふみと共にYouTubeに動画を上げて生活を営む魔法が使える系YouTuberになった。相変わらずクチャラー。
現代生活にも馴染んできたある日、オークションにてサタマガ読者レース(セガサターンマガジン読者レースの意。読者投票型のクロスレビュー企画)の全てが記載されている書籍を入手する。
厳しい異世界での冒険を乗り越えられたのも、レースの結果を見るまでは死ねないというSEGAユーザーとしての強い気持ちがあった為とまで語るおじさんだったが、結果はおじさんの思う様なモノとは違っており、慟哭し涙を流した。
狂信的なSEGAユーザーだが、RPGには手を出しておらず、その理由として所謂「お使い」が苦手であると語っており、そんなお使い嫌いは異世界でも発揮されていた。
一時は哀しみに包まれたおじさんだったが、たかふみがオークションにてセガサターンを入手したことで復活。
そうこうしている内に年末を迎え、たかふみとの話題も自然と異世界での年末の過ごした方になるが、現実において孤独な存在であったおじさんは活気溢れる異世界の年末でもブレなく孤独を貫いており、本来ならば恋愛に発展しかねないフラグも意図せず粉々に打ち砕いていた模様。
そして年が明けた2018年、たかふみの幼馴染である藤宮と出会うが、その形はお世辞にも良いとは言えなかった。
行動基準が異世界での体験を基にしており、たかふみがいなければ藤宮の記憶を躊躇なく消去していたと思われる。
衝撃の事実としてエヴァンゲリオンTVシリーズを全話視聴していたことが判明。
アスカを通して実はツンデレを理解していたのではと思われたが、その理解は表面的であり、アスカの心情等は殆ど理解出来ていなかった。
たかふみ
17年間昏睡状態にあったおじさんを引き取り、彼の魔法を使った動画投稿にて生活を営んでいる。
2話ではおじさんの為にセガサターンとソフトを入手し、彼にプレゼントしている。
日常会話や季節のイベントなど、事あるごとにおじさんから異世界での思い出を聴く事で繰り出されるリアクション芸は1話から更に磨きがかかっている。
年が明けた2018年には幼馴染の藤宮と再会。
一般人から見れば不審人物であるおじさんと縁を切る様に説得されるが、おじさんとの日常を受け入れた今となっては藤宮の言葉が届くはずも無かった。
藤宮
たかふみの幼馴染。大学生。
たかふみへ想いを寄せているが、その想いは微塵も届いていない
2018年初頭、偶然にもたかふみと再会し、自宅へ招かるが最悪の形でおじさんと遭遇。記憶を消去されかける。
基本的にたかふみの身を案じた言動を取るが、それらは悉くおじさんの存在によって不意にされてしまい、2話時点では割とシャレにならない程の憎悪をおじさんへ向けている。
第2話の感想
自分がアツイと思っていたモノが案外世の中ではヒットしていなかったというのは皆さんも何度か体験したことがあるのではじゃないでしょうか。
筆者の場合は実写版デ〇ルマンがそれに当たり、道中はさておき原作ではサッと飛ばされた最終局面での戦闘シーンが鮮明に描かれていたことに感動を覚えたのですが、世の評価は散々で2話冒頭のおじさんの様な状態になったことがあります。
さて、そんなおじさんですが2話においても安心と信頼のフラグクラッシャーぶりは健在。ここまで来るといっそ清々しいですね。
甥のたかふみが放つリアクション芸のキレも磨きがかかっており、次週以降も視聴者を沸かせてくれそうです。
来週はどんなキャラクターが、そしてSEGA話が飛び出すのか、楽しみですね。
個人的にはサターンも良いのですがドリキャスの方が思い出深いので、そちらの話が聞きたい所。(ジャス学とかバーチャロンとか)
第2話のまとめ
- 異世界を生きるモチベーションにもなっていたサタマガ読者レースの全結果が掲載された本を入手したおじさんだったが、その結果は自身の予想とは違い哀しみの涙を流す。
- RPGにおける「お使い」が嫌いなおじさん。そんなおじさんのお使いや異世界での年末の過ごし方をたかふみに語るおじさん。とりあえず恋愛に発展しそうなフラグは砕いていた模様。
- 年が明けた2018年、たかふみの幼馴染の藤宮と出会うおじさん。肝心の初対面だが、たかふみから連絡が無かった為に藤宮を不法侵入者とみなし記憶を消去しようとする最悪の形となってしまった。
- 実はエヴァTVシリーズを全話見ていたおじさん。しかし表面的なトコしか見ておらず、アスカは加持さんのことが好きとか言っちゃうレベルだった。
- キャラクター藤宮も加わり、おじさんとたかふみの生活は…あんまり変わらなそうである。
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