小学校から中学校に上がってちょっと驚いたのが図書室だった。
教育によろしい児童書ばかり置いてあった小学校の図書室とは違い、ライトノベルが置いてあったのだ。
母校の場合は何故かガンダムシリーズが網羅されており暇があれば読んでいた。
同時に図書委員の趣味なのか流行りのライトノベルも置かれており、初心ここに極まるというか、そのイラストが妙にエッチに見えた。
周囲の男子と一緒に「コレ学校にあって良いのか!?」とTHE・中坊ムーヴをキメていたものだ。
だから多分、小学生の頃なら…本編のカッチャンより凄いことになったんじゃなかろうか。
前回の話は、以下の記事から

異世界おじさん4話のあらすじ
今日も今日とて藤宮の過去を垣間見るおじさんとたかふみ。
小学生の自分を映し出され悶々とする藤宮だが、中学生以降の自分ならば、と画像データをたかふみに送りつけるなどアピールするも、効果なし。
そんな中、ふとしたことからおじさんに氷結魔法を浴びせられ凍傷寸前に追い込まれる藤宮。
シャワーを浴び、どうにか体温を戻したが、着替える瞬間をたかふみに見られてしまう。
部屋におじさんはおらず、二人きり。
たかふみは着替えを見た責任を取ると藤宮に告げる。
ついに二人の距離が急接近するかと思われたが、たかふみの責任の取り方は予想を超えるモノであった…。
『異世界おじさん』の登場人物
おじさん
前回同様に藤宮の過去を魔法で垣間見ていた際、コーヒーを藤宮にかけてしまいそうになり、それを防ごうと氷結魔法を浴びせてしまう。
体温を戻すべく藤宮にシャワーを浴びる様に促した後、気を利かせて部屋を出る。
行動だけ見て取れば、たかふみと藤宮の距離を縮めるサポートをこなした形だが、血は争えないのかたかふみが無意識に(純粋な気持ちで)全てを台無しにしてしまった。
Bパートは初めて飲酒した日の話。
たかふみと藤宮が細やかな酒宴を開いているのを目の当たりにしたおじさんは、かつて自分が初めて酒を口にした日の事を思い出し、魔法で記憶を映像化する。
封印都市の一件の後、とある町にて初めて酒を口にしたのだが、その際にエルフと再会。その後、おじさんらしからぬ言動にて部屋までエルフと共に向かう。
いよいよおじさんも異世界転生モノらしい行動を取るのかと思われたが、実際は口にした酒に酔っていただけであり、今回もまたエルフの片想いは実らなかった。
そんな一連のエピソードを視聴した藤宮は勢い良く酒を口にした後、その勢いのままにおじさんにも酒を勧めてしまう。
初めて飲酒した日から年月を重ねたということもあり、自身を持って酒を口にしたおじさんだったが、下戸なのはそのままの様で、一瞬で言動が怪しくなってしまう。
状況を鑑みた藤宮がその場を離れようとした際、送っていくと告げるや否や風の精霊の力を借りて飛行を開始。
とはいえ酒に酔った状態ではまともに飛ぶことなど出来ず、たかふみと藤宮は命の危機を感じる程の恐怖体験をすることになってしまった。
マルチコントローラー(マルコン)があれば、もっと上手く飛べたのかな…。
後日、おじさんが初めて酒を飲んだ日の翌日にエルフと共にダンジョンに潜った際の記憶が映し出されたが、そこにはダンジョンの罠(エロ漫画媚薬)を受けたエルフとのかなりキワドイ場面が描写されており、それはもう凄いことになっちゃうんじゃないかと思われたが、エルフが身に着けていた髪飾りの効果でその場面の記憶は無い。無念だ。
たかふみ
おじさんの昔話に一喜一憂しつつ、何だかんだと楽しそうな日々を送っている。
今回は偶然にもおじさんのサポート(?)により、藤宮の着替えを見てしまう。
部屋には自身と藤宮のみということもあり、急接近するには十分な要素が揃い、着替えを見てしまった責任を取るとまで藤宮に告げるが、それはおじさんに着替えを見た記憶を消去してもらうという苛烈なモノであった。流石はフラグブレイカーの甥。
Bパートでは20歳になったということもあって藤宮と共に酒を酌み交わしていた。
おじさんが初めて酒を飲んだ日の記憶を見た後、藤宮の行動が原因で命の危機を覚える程の夜間飛行を体験することになるのだが、完全な巻き込まれである。マルコンがあればなぁ…。
余談になるが、おじさんの一連の行動がズレていると知った上で藤宮の想いに気が付いていない辺り、もしかするとおじさん以上にレベルの高いフラグブレイカーなのかもしれない。
藤宮
おじさんが魔法を使うことにも慣れ、本格的にレギュラーメンバーとなるが、たかふみへの片想いは実る様子が見られない。
前回同様に小学校の頃の記憶を映し出されるが、自身が思い描いていたモノとはかけ離れた実際の言動の数々に頭を抱えている。(CVを務める小松さんの熱演が凄い)
学生時代の自身が映る画像データを送るなど積極的に行動してはいるが、たかふみにそれらを悉く避けられてしまい、その想いは一向に届かない。
そんな中、おじさんに氷結魔法を浴びせられたことがキッカケとなり、たかふみに着替えを見られてしまうというラブコメの王道展開、所謂ラッキースケベが起こる。
たかふみと急接近する機会を得るのだが、当のたかふみが良くも悪くも純粋であったが故にまたしても空振りに終わってしまう。
Bパートの飲酒に関するエピソードではエルフと自分を重ねてしまったのか、酒が進んでしまい、勢い余っておじさんにも酒を勧めてしまった。
これが原因となりトラウマになりそうな程のハードな夜間飛行を味わってしまう。
やはりマルコン…マルコンさえあればこんなことには…。
上記の様にたかふみとの関係が進展しないことが悩みの種であり、現状を打破する為にエルフがダンジョンにて受けたエロ漫画媚薬をおじさんにせびる描写がある辺り、たかふみに関しては常識のネジが外れやすくなっているのだろか。
『異世界おじさん4話』の感想
凄く…エッチでした…(小並感
AパートもBパートも下手なエロ漫画よりも凄かった様な気がします。色々。
SEGAネタもしっかり入れ込まれており、マルコンの下りはSEGAユーザーならばテンションがグッと上がるのではないでしょうか。(私の叔父がそうでした)
とはいえですよ、結局ED後のCパートが強すぎる為にそっちに全て持っていかれてしまうんですよね。
エルフのCVを務める戸松さんの芝居が凄いのも相まって…何か…スゴイゾ!
どれくらい凄いって、初めてジンクスに乗った時のセルゲイくらいスゴイと感じる筈。
詳しい話は本編を視聴して頂くのが1番早いと思うので、是非とも視聴して頂きたいところです。
次回はメイベルが再び登場ということで、凍神剣の一件以降、彼女の身に何があったのかが明かされます。まぁ、おじさん絡みなのでアレですが…。
『異世界おじさん4話』のまとめ
- たかふみとの距離が縮まらない藤宮だったが、ふとしたことからおじさんに氷結魔法を浴びせられたことがキッカケとなり、たかふみに着替えを見られてしまう。
- ラッキースケベを起因として二人は急接近…するかと思われたが、血は争えないのかおじさん同様にフラグを粉々にしてしまうたかふみ。果たして藤宮の想いが届く日は来るのか。
- ある日、おじさんはたかふみと藤宮が酒を酌み交わしているのを目の当たりにする。
- 20歳を迎えて初の飲酒を楽しむ二人を見たことで、おじさんは自身が初めて酒を口にした夜の記憶を映し出す。
- そこにはおじさんらしからぬ言動でエルフと共に部屋へ向かうおじさんが映し出されたのだが、これらは全て酒に酔っていただけであった。
- そんなおじさんに振り回されるエルフの姿と自身を重ねたのか、酒が進んでしまう藤宮。勢い余っておじさんにも酒を勧めてしまう。
- 初飲酒の頃から下戸なのは変わらないおじさん。缶チューハイを軽く口にしただけで完全に出来上がってしまう。
- 状況を重く見た藤宮はその場を離れようとするが、酔ったおじさんが発動させた飛行魔法に巻き込まれ、あまりにもハード過ぎる夜間飛行を体験してしまう。
- 後日、そんなおじさんの初飲酒の翌日に挑んだダンジョンでの記憶が映しだされるが、そこにはダンジョンの罠(エロ漫画媚薬)に侵されるエルフの姿があり、それはもう凄いことになっていた。が、詳細はエルフの所持していた装飾品の効果によって不明となっている。
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