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アニメ「俺だけ入れる隠しダンジョン」のあらすじ・感想・評判【なろう小説】

kakushidungeon アクション
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あらすじ

上位貴族の横やりで就職口を失った、底辺貴族の三男ノル。

家族のすすめで英雄学校へ進学しようにも、強くなくては試験に受からない。

足りない能力を補うにはとある隠された場所が最適で………。

ノルはそこに赴き解錠の言葉を唱える。

「俺だけ入れる隠しダンジョン こっそり鍛えて世界最強」

強力な魔物がはびこり多くのお宝が眠る隠しダンジョン。

そこでノルは200年以上も前に行方不明とされた伝説の一流冒険者オリヴィアと出会う。

ノルがここに居る経緯を説明すると、オリヴィアから3つのスキルをもらう代わりに、師弟関係になろうと言われる。

最強のスキルを手にしたノルは入学し冒険者としても活動をスタートさせるのだが……。

みどころ

この「俺だけ入れる隠しダンジョン」(以下、俺ダン)は、Web小説サイト「小説家になろう」生まれ(現在は作者により削除済み)のなろう系ですが、なろう系っぽくない主人公ノルがイイんです。

本作もなろう系ではおなじみ「異世界ファンタジー風」の世界を舞台にしていますが、ノルは転生も転移もしていません。

ましてやふとしたタイミングで日本人だった前世の記憶が………なんてことも起こりません。

根っからの地元の男の子なんです。加えて家柄も底辺貴族の三男坊。

そして能力面では希少なスキル「大賢者」に恵まれましたが、使うたびに強烈な頭痛が起きるのでほとんど使えていないうえ、戦闘能力はゼロ。

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家柄が微妙、能力も微妙、戦闘力はなし。

もうそれってフツメンでは?と思いませんか。

ところがオリヴィアから譲られたスキルによって、戦闘力が跳ね上がります。

そのスキルが、新たなスキルを作れる「創作」、自分や相手のスキルを書き換えられる「編集」、自分以外にもスキルを付け加えられる「付与」の3つ。

ところがこれらにも代償が必要で、ゼロになれば死ぬというLP(ライフポイント)を引き換えにしなければなりません。

またLPをチャージする方法が、「性欲」「食欲」「物欲」を満たすこと。

満足感や興奮度によってもらえるポイントが変わるものだったんです。

ノルはさっそく編集で大賢者を書き換えようとしますが、強力なスキルだったため、ばくだいなLPが必要であきらめます。

代わりに頭痛軽減になったわけです。

オリヴィアからもらったスキルについても、無制限に使えるわけではありませんでした。

しかし、これがノルのよさをより引き立てたんです。

ノルはこの3つの難しいスキルを戦闘中でも使ってみせます。

冷静に戦況を分析しながら賢くスキルを使い分けて勝利する。

そんな地頭のよさをみせた一方で、LPのチャージには「性欲」を中心に選びます。

欲望に忠実なところは年相応でいやらしくなく、いっそかわいらしく見えました。

等身大を地でいくなろう系主人公って珍しいと思うんです。

物語のはじめから不運な身の上のノルは、とにかく一生懸命なんです。

自分ができる精一杯をします。それはスキルを得ても変わりません。

むしろできることが広がった分、輪をかけてやさしくなり、出会う美(少)女たちを次々に助けていきます。

これでホれるなというほうが無理ですよね。

もちろん出会いのたびにラッキースケベは起こりますが、ノルは、あるときは顔を赤らめ、あるときはだらしなく笑い、あるときはキリッとし、あるときはこれでいいのかと悩みます。

そういうかわいらしい一面と頼りにもなるノルが本作の一番の魅力で、ヒロインたちを引きつけてやまないところなんです。

ただ、大賢者の頭痛を和らげるために1話目開始6分(CM除く)で幼なじみとキスする早業には目ん玉飛び出ました。

ちゅうちょなくですもん。

同じくラノベ原作のハーレムキスアニメの金字塔である「カンピオーネ」も1話目からキスシーンを出してきましたが、あれはBパートのほぼラストでしたからね。

本作はそれを超えてきたわけです。

5話目のハーレム自慢大会も印象的。理由はあれど、あそこまで吹っ切れるといっそすがすがしいです。

俺ダンにおいてラッキースケベもハーレム要素も、物語を進めていくうえで不可欠なこと。

それはノルの強さに直結するから。

視聴者たちはヒロインたちの気持ちを知っているし、いいやつだからしょうがないと思えてくる。

すごく憎めない主人公なんです。

そして強くなってもおごらず、必要以上に成り上がろうともせず、地に足をつけてお店の開業にこぎ着けるところも、憎めないノルらしさなのかもしれません。

だからこそ神様から特典としてもらった強さを、ところかまわずブンブン丸する俺TUEEEチーレム主人公とはちょっと毛色が違うんです。

感想

俺ダンは、見た目はなろう系中身は王道ファンタジーというかアドベンチャーです。

必要以上にヒロインたちとイチャつくのはお年頃だからなのもありますし、効率よく強くなるためにも欠かせないからという理由があります。

けれど力を得てもおごらず、精一杯できることをしようとぶつかっていく面は、見ていてとても気持ちのいい主人公でした。

あり方や本質は「To LOVEる -とらぶる-」のリトみたいなキャラクターなのだと思います。だから憎めない。

もうちょっと早くにアニメ化していて、原作イラストの竹花に匹敵するレベルでキャラの作画に磨きをかけてくれていたら、それこそ「ToLoveる」と肩を並べる人気アニメになれたのでは?とひとり思っています(言い過ぎかもしれません)。

特にエンディング冒頭の各ヒロインのアップショットやバストショットみたいな、あのクオリティを出してほしかったんですよ。なのでエンディング冒頭は毎回必ず見ます。

もちろんほかにも、スキルやステータスがあたりまえにあるRPGのような演出が随所に見られるのも俺ダンの大きな魅力でしょう。

ラスボスがあの人(偽)で、ノル以外のメンバーも全員集合して挑戦する姿は、RPGのラストシーンさながらでした。

まとめ

なろう系の枠組みで見てみると異色な作品でしたが、原作小説「俺だけ入れる隠しダンジョン」としては、ファンタジー世界を舞台にしたアドベンチャーで、ビックリするほど王道なんです。

ノルの魅力が作品を大きくひっぱている要素だと思うので、俺ダンを視聴するときは主人公に注目してみると、より楽しく見られるはずです。

原作小説

瀬戸メグルによる同名ライトノベルが原作(キャラクター原案:竹花ノート)。

就職口を奪われた少年ノルが英雄学校へ進学するために挑戦した隠しダンジョンで、伝説の一流冒険者と出会い、自分の能力を補う新たなスキルをもらったことで冒険者として活動を描くファンタジー。

原作小説は既刊が6巻。樋野友行によるマンガも6巻が発売され、シリーズ累計発行部数は130万部(2021年4月時点)を突破している。

スタッフ

  • 監督:大西健太
  • クリエイティブプロデューサー:喜多幡徹
  • シリーズ構成:猪原健太
  • キャラクターデザイン:上武優也
  • メインアニメーター・プロップデザイン:中尾高之
  • 美術監督:野村正信
  • 美術設定:天田俊貴
  • 色彩設計:齋藤友子
  • 撮影監督:サイトウタカオ
  • 編集:丹彩子
  • 音響監督:森下広人
  • 音楽:はらかなこ
  • 音楽制作:DMM music
  • アニメーション制作:オクルトノボル

キャスト

  • ノル:逢坂良太
  • エマ:富田美憂
  • ローラ:大久保瑠美
  • オリヴィア:堀江由衣
  • ルナ:鬼頭明里
  • アリス:長野佑紀

 

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