前話のあらすじ

初めてというのは何事も緊張してしまいがちです。
私は保育園も小学校もデビューに失敗してしまい、華々しいスタートを切ることはできませんでした。
人が人の印象を形成する当たり、第一印象が大半を占めると言います。
そう、何事も初めが肝心なんですね。
それはジョジョの世界においても同じことです。
GDS刑務所において明るく楽しく元気なムショ暮らしがしたいなら、所長の人形芸も許容し、同室の多少ヤバい子ともお友達にならなくてはなりません。
果たして徐倫は上手くムショデビューが出来るのでしょうか。
あらすじ
虚偽の罪に問われGDS刑務所へ収容されることとなった空条徐倫。
父から渡されたペンダントが発端となり「力」を発現させ、チョッピリだけ復讐を果たすも、収容の事実は変えることはできなかった。
刑務所にて同じ監房で暮らすこととなった女性グェス。
彼女は徐倫が入所時に失くしたペンダントを所持している様だ。
上手く「ご挨拶」が出来るのだろうか。
登場人物
空条徐倫
第一話にて糸状の「力」に目覚めた。
自身を嵌めた弁護士にチョッピリと復讐を果たすが、無罪放免とは成らず、無事(?)GDS刑務所へと収容されてしまう。
今回はそんな徐倫のムショデビュー回。
華麗に決めて、友達100人作っちゃおう!
グェスCV:種市桃子さん
徐倫と同じ監房の女性。
徐倫にとっての先輩故にGDS刑務所の過ごし方を「優しく」教えてくれる。
少々だが情緒不安定な面があり、取り扱いが難しい。
上手くご機嫌を取れるかが重要な為、常に気を配らなければいけない。
徐倫の新人力養成ギプス。
その意味で言えば良き(?)先輩であり、春から社会人となる新卒の視聴者には世の常を教えてくれる重要キャラクターと言えるだろう。多分。
感想
開幕からトンデモクオリティのOP映像が流れてきたので驚きました。
特に今回は制作が再び神風動画が制作した映像の為、力の入れ具合が物凄いことになっているなと感じます。
随所に散りばめられた小ネタは初見では全部分からないぐらいです。
とりあえず動くF.Fが見れただけでも感涙モノです。
まだ大分先ですが、アナスイやウェザーの登場も待ち遠しいですね。
本編ですが、徐倫のムショデビューから始まります。
冒頭で登場する所長のシーンが何度見ても大好きです。
相棒のシャーロットもキレてて最高ですね。
OPから冒頭までの時点で味の濃い2話ですが、メインのグェスと徐倫のやり取りはそれに負けないほどのモノになっており、期待以上の内容でした。
やり取り、というと穏やかですが要はスタンド戦です。
グェスのスタンド「グー・グー・ドールズ」に身体を小さくされグェスの言う通りにネズミの着ぐるみ…というか皮を被って動き回る徐倫はどこか可愛らしかったですね。
相手を小さくするというと5部のリトル・フィートを思い出しますが、あちらとは違い外傷を与えずとも瞬時に相手を小さく出来る辺り、その強力さが伺えます。
徐倫の絶体絶命の窮地で発現されたスタンド、「ストーン・フリー」の初登場シーンはその瞬間を待ち望んだ身としては嬉しさも一入です。
特に徐倫が3部以降恒例となったラッシュを見せてくれるシーンに熱くなったのは私だけではないでしょう。
沢城みゆきさんからCVが変わり1話の段階では不安に思った方も一安心ではないでしょうか。
アニメとなって改めてグェスというキャラクターを見てみると、彼女はジョジョらしさがかなり詰まっているキャラだなと思います。
いきなりキレだしたり、優しく接してきたと思ったらスタンド攻撃でのご挨拶をかましてきたり、有利な状況でも不利な状況でもコロコロと表情を変え、最後はキッチリとラッシュで締められる辺り、美しさすら感じます。
徐倫のムショデビューを飾る上で最適な相手だったのではないでしょうか。
まとめ
徐倫、無事にムショデビューをキメる。
ペンダントも取り戻し、監房の二段ベッドも下をゲット!
明るく楽しいGDS刑務所の生活が待ってるぜ!
気になるのはグェスがペンダントを手に入れたのは「エルメェス」という女性かららしい。
彼女もまた重要なキャラクターなのだろうか。
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