映画『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の内容・声優・評判【望みが叶う駄菓子店】

日常

2021.09.13

銭天堂にようこそ！

その店には幸運な人だけがたどりつけるという、ふしぎな駄菓子屋・銭天堂（ぜにてんどう）。

店には虹色水アメ・妖怪ガムガムなど不思議なパッケージの駄菓子が所せましと並び、店に訪れる客の悩みや願いを察して、店主の紅子が望みの駄菓子をすすめます。

女主人・紅子がすすめる駄菓子は、どれも様々な効果が得られるが、食べ方や使い方をまちがえたり調子に乗りはじめたりすると、恐ろしい事態を招いてしまう！

銭天堂の女主人・紅子は年齢不詳・大きくふくよかな体つきに、顔はゆで卵のようにツルりとし、結い上げた真っ白い髪、真っ赤な口紅、そして濃い赤紫の古銭柄の着物を着ている。

優し気なささやき声と「〜でござんす」といった独特な言い回しで喋り、店を訪れた客たちのことは「幸運のお客様」と呼び丁寧な対応をしている。

しかし怒ると非常に怖く、銭天堂の商品を悪用しようとしたり、盗み出して勝手に売りさばいたりする相手には絶対容赦しない 怖～いオバちゃんなのです！

原作は小説家・廣嶋玲子による日本の児童小説で、偕成社より2013年5月から刊行され、2021年7月時点でシリーズ累計発行部数は350万部を突破している人気作です。

小説は、全国学校図書館協議会・選定図書にも選ばれています。

「ふしぎな駄菓子屋・銭天堂」は、2020年9月からNHK Eテレで毎週火曜日18時：45分から開始となり2021年3月2日まで放送され、劇場版アニメも製作されました。

本編は、人気マンガ作品を集めて公開する「東海まんがまつり2020」に、他のアニメ映画３作品と組み合わされて公開されました。

劇場版アニメ『ふしぎ駄菓子屋銭天堂・つりたい焼き』は、釣りが大好きな８歳の男の子が、「つりたい焼き」の駄菓子を手に入れて、釣りを始めるところから話は広がっていきます。

8歳の慶司は、たい焼きが釣れる不思議な駄菓子「つりたい焼き」を銭天堂で手に入れた。

「つりたい焼き」はバケツと釣り竿のキットで、釣りを始めると「鯛焼き」が釣れるのです。

ただし、付属している釣り竿以外をつかうと… ちょっと怖い結末が待っている！

監督はＣGアニメ『ウサビッチ』の脚本・監督・絵コンテを手掛けた富岡聡。

本作のお話は必ずしもハッピーエンドでは終わらず、調子に乗りすぎると最後には必ず痛い目に合うという戒めが含んだ、令和版の「笑ウせぇるすまん」というスタイル。

店に並べられている「駄菓子」がどれも美味しそうで、思わず食べてしまいたい誘惑にかられるほど！しかしお菓子についている説明書を、最後まで読まなかったら…悲惨な目に？

今、小学生に大人気の銭天堂ですが大人もハマる怖いお話が、散りばめられています。

人の忠告を無視するか？幸福を呼ぶか？不幸をまねくか？は… その人次第でござんす！